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2008.12.26 (Fri)

やっぱり民族音楽はいいな。

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突然ですが、前回エントリのjazzドラマー、サイモン・バーカーの番組で使用された音源とパンソリとのセッション音盤などの情報ページ発見。こちらです。興味ある方、参考にしてみてください。一番上にあるEPの「Sinawi」と「Calling」がセッションの曲。
このBSハイビジョンの民族音楽シリーズにはもう1本、インドで細々と伝承され、消えかけている伝統の音楽や楽器を音楽の先生が何年も隠れた名手達を訪ねて採譜・録音して周り、自分の娘にも教えていくというドキュメントを放送していました。(この2作品を観たのはぎりぎりBS加入した直後だったんで、実は「こーいう質のいいドキュメントはもっと見て欲しいのになんで地上波じゃないんだ~」とか、最初番組表で見つけたときは流石怒り交じり…)

…今日の大掃除の時は、今度はアイルランドのALTAN(ようするに、今度はアイルランドのトラッドだ;;)のベストアルバムをかけっぱなしに。ブリティッシュとアイリッシュ、似てるようで違う、違うけれど通ずるものがある。

やっぱり、ワールドミュージック…自然に生まれ、ずっと育まれてきた民族音楽はいいです。日本でも祭りのときなどに見聞き出来る地方ごとに伝わっている舞楽や謡、それから里神楽や地芝居の囃し方の伝えている音曲の中にも、いい物ってあると思うんだけれど、保存を系統だってできないかな?
けれど「保存」のために無理に1つの定型に押し込めない方がいいっていうものもあって…以前に盆踊りで使われる歌が、延々と即興の歌詞で宴席かどこかでリレーで繋がれていくというのを録音されたのを聴いたことがあるんですが、誰かが歌うたびに微妙にメロディも違ったものになっていく。そうした生活密着の謡などが民族音楽の一番根っこにあって、その形といえばどんどん変化していくものであるので、1つのフレーズのみ正調としちゃうのはもったいない…とはいえただ廃れるのを待つだけのところが昨今多くて…うーん、難しい;;
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タグ : 民族音楽 ワールドミュージック jazz 民謡

17:45  |  音楽鑑賞&感想・ワールドミュージック  |  EDIT  |  Top↑

2008.08.27 (Wed)

年経て深まる歌。

usaponteretere.jpg

ついにこっちにも公式系bookmarkのコーナー作っちゃいました。真っ先に乗っけたのが、こないだ見つけたMartin Carthy(マーティン・カーシー)とそのファミリー、他の音楽仲間とのユニットなどなどの各種活動を網羅したオフィシャル・サイトです。最初にエントリ書いた8/6からますますハマってしまっています。
オフィシャルなんで当然全部英文ですが比較的平易だし、何よりyoutubeにアップした最近のライブ活動が見られるのが嬉しいです。・・・このオフィシャルサイト発見前にも、1965年録音の1stソロアルバム聴いてハマった後、欧米のファンの皆様がアップした動画など鑑賞しておりましたが、1st出した若かりしころと比べて遜色ない・・・というか、当時のような若さという艶はなくても、それを凌ぐ魅力があります。ずっと歌い、弾いて来たのが年経て熟成し、ますます深まった印象の歌声に、アーティストとしての歴史を感じました。年輪を少しずつ刻んで、揺るがぬ幹を作り枝を大きく広げて伸びつづける大樹のような感じの魅力に今ではすっかり魅了されております。(youtubeでMartin Carthyのワードを入れると結構出てくるです。庭でギターの弾き語りをしているのがお気に入り。ギターワークと歌の教室的なフィルムまでありました;;)
あんまり日本で知られてない人なので、ハマっちゃったものとしては動画をまずは一見オススメ致します。ファミリーでのユニット・仲間達とのセッションも良いですよ。

マーティン・カーシー/物知らずな私が8月6日のエントリで、「スカボロー・フェア」の4つのハーブのフレーズについて調べてて行き当たった、ブリティッシュフォーク、トラッドの超大御所。元々英民謡であった「スカボロー・フェア」を自身でアレンジしたものを渡英してきたポール・サイモンとボブ・ディランに教えて、そこからさらにアレンジされそれぞれヒットしたのが、サイモンとガーファンクル版の「スカボロー・フェア」と、ボブ・ディランの「北国の少女」。)
念のため、公式サイトはこちらです。

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タグ : マーティン・カーシー フォーク 民謡 スカボロー・フェア ブリティッシュ ワールドミュージック

13:54  |  音楽鑑賞&感想・お気に入りアーティスト  |  EDIT  |  Top↑

2008.08.06 (Wed)

パセリ,セージ,ローズマリー,タイム・・・マーティン・カーシーの「Scarborough Fair」

usapongimon.jpg

先月のアタマごろに作曲家・周防義和さんのblogをチェックしていたら、こんな記事が目に止まりました。
http://blog.livedoor.jp/suo2005/archives/51964645.html

自分、長いことサイモン&ガーファンクルで有名な「スカボロー・フェア」で合い間合い間に挟まる謎のフレーズである、
「パセリ、セージ、ローズマリー&タイム(parsley,sage,rosemary and thyme)」
という4つのハーブの名前の羅列が気になっていたんですが、これで長年の胸のつかえが降りました。元々「Scarborough Fair」がどんな発祥の曲なのか、この4つのハーブのフレーズがどういう意味か、何故この曲をサイモン&ガーファンクルが大ヒットさせることになったかなどについてはリンクした↑の周防さんの記事や、こちらのドナドナ研究室様でも詳しく取り上げていらっしゃいます。こちらは目次真ん中あたりから。他にも色々なトラッドソングに関する資料がわかりやすく解説されています。(あの「ドナドナ」発祥にはちょっとびっくり;;)

要するに、死や魔などの誘惑から身を守るためのおまじないとして広く知られた民間伝承だったんですね。納得♪

ところが、次に気になってしょうがなくなったのがどちらの引用先でも言及のある、ポール・サイモンやボブ・ディランが英滞在中、彼等に曲を伝授したというマーティン・カーシー(Martin Carthy)という人物のこと。要するに彼がアレンジしたトラッドをサイモンに伝えボブ・ディランに伝えたら・・・になるのですから。
それで調べて(こういうときネットはつくづく便利だ)いままで知らなくて損した、と思いました…

つまりマーティン・カーシーは英トラッド界に最も影響を与えた伝説のギタリストで「ブリティッシュ・フォークの重鎮、否、人間国宝みたいな存在」とでもいうべき人物です。日本ではあまり知られていないのが残念。

で、今月に入ってから漸くCDゲット。1965年レコーディングのイングランドのトラッドソングを集めた-もちろん「Scarborough Fair」も収録されてます-の1stソロアルバム「マーティン・カーシー(Martin Carthy)」を聴きました。
うが、一発で気に入った;;さらに今まで知らなかった分損失、と後悔・・・;;;

歌はソロでフィドルが入るものもありますが、ほとんどギターだけが伴奏(無伴奏のものもある)。「Scarborough Fair」はマーティン版を最初聴くと、サイモン&ガーファンクルのバージョンに慣れ親しんだ耳には、初めはシンプル過ぎに感じるかもしれません。けれど朗々として艶のある力強い歌声、美しいギターの技法やメロディは、一度気に入ったら何度でも飽きずに聴きたくなります。私は60年代のほとんど同時期かそれよりもう少し前に、イングランドから遥か遠いチリで活躍していたビクトル・ハラやビオレッタ・パラのやはり民族音楽民謡に基づいた初期の「ヌエバ・カンシオン」も好きなのですが、マーティンのこのアルバムを聴いて、通底するものがあるなあ、と感じました。シンプル・イズ・ベストであるが故の伝えてくるものの強さ、というか。
ブリティッシュ・フォークトラッドをこれから初めて聴こうとする方にもオススメできると思います。


それでは、参考までに。1stソロアルバム「マーティン・カーシー」収録曲。一応邦題でご紹介。
1. ハイ・ジャーマニー/2.樹木は高く伸びる/3.ソヴェイ/4.水夫/5.ハートのクィーン/6.ブルームフィールド・ヒル/7.スプリングヒル鉱山事故/8.スカボロー・フェア/9.愛らしいジョアン/10.大麦とライ麦/11.麦の穂をゆらす風/12.2人の魔術士/13.ハンサム・キャビン・ボーイ/14.行かせてくれ

※私の手元にあるのはインポート盤ですが、Amazon.co.jpで検索すると名前のカタカナで日本盤、英語綴りで同じジャケットのインポート盤アルバムがでてきます。内容は同じ。インポートの方が多少お得な値段かも・・・。CDはUS盤が1996年、日本盤が2006年リリース。

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タグ : フォーク 民謡 民族音楽 トラッド ギター スカボロー・フェア ハーブ

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