スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2009.11.12 (Thu)

千年女優のテーマ・舞台版。

アジェンのデビュー演奏のこと、結構色々書きたいなーと思ってたら我が家のシェルティ娘が体調崩すやらなにやらでまとめそこなってしまったので、まずお先に個人的お気に入りなんぞ紹介してみます。

いまさらながらという感じがしなくもないですが、前のエントリで今敏監督・平沢進音楽の映画「千年女優」について書いたついでということで・・・今年に入ってこの作品が神戸の演劇ユニット「TAKE IT EASY!」により舞台化・上演されました。う~、関東公演があったら絶対行ってたのに!!(そしてサントラ付きパンフレットが欲しかった・・・。)

これは公式よりyoutubeで紹介された劇中歌「数え歌 千年無限回廊」(※現在公式ページからのリンクはなくなっていますが、youtubeでは劇紹介のフィルムとともに閲覧可能です)。劇場アニメ版テーマ・平沢師匠の「ロタティオン-Lotus2」が『誰か』から千代子に捧げ尽くされた歌だとしたら、この「千年無限回廊」は視点を変えて、千代子自身が歌う歌だなあ、と。こっちもいい曲、そしてどちらも永遠を生きる女優・千代子さんのための歌です。原作とシンクロする歌詞も出てきてちと嬉しい♪音使いではバックのViolinが素敵。



ホントに素敵な曲だと思います。曲から舞台の様子を思い描くのも一興かもしれませんが・・・つくづく、観にいきたかった・・・嗚呼。
スポンサーサイト

テーマ : YouTube動画 - ジャンル : 音楽

タグ : 千年女優 演劇 舞台 今敏 平沢進

11:01  |  音楽鑑賞&感想・映画サウンドトラックなど  |  EDIT  |  Top↑

2008.10.31 (Fri)

「風の丘を越えて」の笛

tegumu.jpg写真は韓国の大琴「テグム」という大型の管楽器。竹で出来た横笛で、こちらのエントリでアジェンを紹介したときの写真と同じ時、撮らせてもらったものです。長さと穴の開け方によって、キーの違いなどの若干の差が出るようですが、前回のエントリで書いた今月に入って観たもう1つの劇で、この楽器の生演奏を聴く事ができました。しかも演目は90年代初め、パンソリを極めんと娘にその本質を目を潰してでも教えこむ父、確執を越え歌を悲しみ・憎しみの現れから昇華させていく娘、そして別れた姉を捜し求める弟の関係や、日本人には解り難い「恨」というものの本質を描いた韓国映画の名作・林権澤監督の「風の丘を越えて-西便制」でした。この映画のメインテーマの旋律をなんとも哀調を帯びた、しかし力強い調子で奏でたのがこの笛です。

(※「西便制」は原作の邦訳が早川文庫から出てます。登場人物の諸関係などについて若干設定変更がありますが、映画と合わせて読むと、我々日本人には難解な韓国の伝統的な考え方や感覚も多少解り易くなるかも。私は韓流興味ないんですが、この映画と「おばあちゃんの家」は好き)。

音色の方は、こちらのサイトの「作曲作品」の2005年のところで試聴可能
です。
映画そのものの音源紹介できなくて済みません;;

演奏している風景はこちらで、テグムは左から向かって3番目。・・・ちなみに私が習い始めたアジェンは真ん中。

さて、肝心の劇のほうですが、映画の筋を1人芝居の講談風にアレンジしたものに、このテグムとカヤグム、シンセなどで本物の映画で使った音楽が伴奏で生演奏されました。

えーと、前回のエントリの劇と違って…
すいません、あくまで個人的感想ですが、演奏の迫力に演技が押されちゃってました;;
韓国の伝統的な感性が日本人にわからないからニュアンス変えたのは当たり前と言えば当たり前なんですが、淡々として進み、静かに盛り上がる映画の筋立てに比べて、もう浪花節的に突っ走る感じにアレンジされまくって、原作の持ち味が損なわれてたんです;;だから映画や原作をいい、と思った人には受け付けない人も多かったんじゃあ…という印象でした。もし演奏と演技が別個のものだったら、或いはもう少し自分もうけたんじゃないかなあ、という感じなんですが、もう語り耳に入らなくて、語りと演技を盛り上げる筈の演奏の方ばかりがぐっと耳に響いてきた事しか覚えてません;;
要は、前回から続くお話ですが…「ひとつの作品作るのにも、バランスって大事」なんだなあとか思った次第。自分にしても本当、使ってくれる方の作品をより良く盛り上げる音楽素材作るには?って課題はつきることがないです。

―けど演奏の方は、「ああ、あの「西便制」のテーマを生で聴けてるよ~!」という凄さだったということは保証だ、なのでした。

テーマ : ワールド・ミュージック - ジャンル : 音楽

タグ : 韓国映画 演劇 ワールドミュージック アジア 民族楽器

12:16  |  音楽鑑賞&感想・ワールドミュージック  |  EDIT  |  Top↑

2008.10.29 (Wed)

「1つの作品」を作る大変さ

kohana.jpg

今月一度、そして先月、一度ずつ観劇の機会があり、出かけてまいりました。写真は先月27・28日に上演された「演劇集団 呼華」様の『義経―儚きこと淡雪の如く―』のパンフと、前回上演作である「天草四郎」の劇伴CDです。(「天草四郎」劇伴概要 歌パート作詞・心観様 作/編曲・AZUMA様 歌・貴杏あずま様/行野綾様 サントラパート作曲/編曲・AZUMA様/藤弥様・・・敬意を込めまして。)

劇の方の感想ですが、これは演劇素人の自分には「凄い。力はいってる!」の一言でした。とても充実した三時間の上演時間、凄く色々刺激になったのも確かです。
振り付けの妙。科白回し。所作の間の取り方…演技全ての要素もそうですが、脚本や進行、小道具、演出効果一つ一つも合わさって「演劇」という1つの作品の出来上がり。観ながら上演に至るまでの大変さとそれぞれの要素、どれが欠けてもこうした芸術作品はできないのだなあ、と痛感しました。観ている側からすると当たり前かもしれないけれど、1つの作品を作るまでに積み上げられた要素とその妙からなる素晴らしさ、その裏の苦心って物凄いと思います。
※例えばこのパンフ等の装丁にしても、工夫をこらして作品世界を体現し、かつ目に止める人が興味を持ってくれるものじゃなきゃいけないわけで…この宣伝美術(劇中の振り付け指導/北条政子役も!)は私も本家サイトのFLASHやらバナーやらでお世話になっている雪月花舞の琴佳様の担当でしたが、こういう宣伝段階の作品1つとっても、既に「演劇」を形作る上でかかせない要素なのだと思います。

そして何より、音楽やってる自分にとっては劇中の音楽に嫌でも注目。限られた(指定された時間枠、どのような演技が入るか指定された中での)枠で曲を作るっていうのは凄く大変な作業な訳で、場面毎のイメージにマッチし、引き立てなければならない曲を作っていく作業が続くわけで。私も…ちょっと今は多忙でオリジナル作成は受けてませんが…何曲か指定を受けてBGMを作った時は、普段自由なイメージでフリー素材用の曲を作る時と確かに「生みの苦しみ」は一緒だけど、もう四苦八苦状態。フリー素材の方って出来上がったら「お客さまのご自由にお使いください」と、ある種の放任が効く点、まだまだ気楽です(語弊があるかもしれませんが;;)。そんなことを思いながら劇中歌・曲を聴いて、「ああ、やっぱり大変だったんだろうけど、いい物を作られたんだなあ…」と感銘。自分もも少し頑張らなければ、と思った次第です。
帰りに未見だった「天草四郎」のCDを購入して聴きましたが、ストーリー概要からどんな雰囲気の物語だったんだろう、とか想像するのが楽しかったです。けれどライナーノート拝読する限り、やはり凄く考えて、頑張ってお作りになられてるんだなあ…。嗚呼、これに刺激受けてマジで頑張れ自分!!

明日あたり、別記事で今月観た劇について。実はこちらとは別個の感想を持ったもので…

☆「演劇集団 呼華」様及び「雪月花舞」様へのリンクは→からどうぞ♪
最後に、今回の劇を作り上げた皆様に今一度感謝と敬意を込めてまして。
「遅ればせながら、有難う御座いました!」

テーマ : 音楽的ひとりごと - ジャンル : 音楽

タグ : 演劇 サントラ BGM 作曲 フリー素材

14:02  |  音楽鑑賞&感想・ライブ&コンサート等  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。